北名古屋市にあります国重文、高田寺(こうでんじ)。
1300年の歴史があるお寺で、その本堂は「尾張一の美建築」と言われるほど美しく、大変貴重な建築です。
地元市民からとても親しまれているお寺で、龍巳堂本社とは同じ地区にあります。
※住所は愛知県北名古屋市高田寺。お寺は「こうでんじ」ですが住所は「たかだじ」と読みます。
このたび、その本堂を火災等から守るべく防災施設整備が進められ、その事業完了にともなう記念誌制作を地元企業の龍巳堂がお手伝いしました。
高田寺の歴史と近年の事業も掲載
冊子は約80ページの無線とじ製本。
防災施設整備の概要と報告を主としておりますが、令和2年の書院の改装や、令和4年の本尊秘仏薬師如来 特別御開帳、木造狛犬の紹介など、ここ数年で高田寺で行われた事業についても掲載されています。
奈良時代まで遡った高田寺開祖以来の年表などもあり、高田寺の歴史を記録した冊子としてお配りした皆様に保存いただきたいものとなっています。
記念式典も参加しました。
2024年5月5日には事業完了の落慶法要と記念式典が開催され、龍巳堂も地元住民として参加させて頂きました。
多くの皆様が見守る中で自動放水銃の一斉放水が行われ、その迫力に歓声が上がりました。
貴重な文化財を火災から守るとても意義深いこの事業。その記録として龍巳堂がお手伝いした印刷物がお役に立てれば大変うれしいです。