動く者にだけ訪れるチャンス

先日、息子と娘の合同誕生日プレゼントとして「Nintendo Switch2」を購入しました。発売直後から続く品薄状態で、どこへ行っても在庫はなく、予約すら入荷未定。多くの店舗では、自社クレジットカード会員や優良顧客限定で販売するなど、販売方法も戦略的になっています。

私もヨドバシカメラのカードを新規に作り、事前情報もないまま「ゲリラ販売」に賭けて、日曜の朝、小学生の息子と二人で名古屋松坂屋のヨドバシカメラへ向かいました。

開店直後に入店すると、目に飛び込んできたのは「完売」の張り紙。期待していた息子は肩を落とし、同じように朝から来ていた家族連れも諦めムードでした。

しかし私は諦めきれず、店員さんにそっと「Switch2って、いつ入りますか？」と尋ねてみました。すると少し間をおいて、「…実は1台だけあります」との返事。息子は一瞬で笑顔になり、その日、無事に手にすることができました。

この経験から改めて感じたのは、「情報がないからやらない」「可能性が低いから動かない」では、チャンスは訪れないということです。経営も同じで、確実な結果が見えなくても、動き、声を上げ、交渉することで道は開けます。

今回の出来事は、息子たちへの誕生日プレゼントであると同時に、私自身にも「挑戦し続ける経営姿勢の大切さ」を再確認させてくれた一日でした。